
天皇賞秋2018でコンビを組む岩田騎手とヴィブロス。このコンビの取捨選択を過去レース成績データから分析し、信頼度を出してみます。
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天皇賞秋2018 出走馬と予想オッズ・騎手
天皇賞秋2018の出走馬と予想オッズのおさらいです。
ワグネリアンは出走回避しましたので、参考外で。
完全に本命にうっていたので残念でなりませんが。。
岩田騎手とヴィブロス 過去データ
岩田騎手 過去10年間天皇賞秋成績
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2017 | レインボーライン | 13 | 3 |
2016 | アドマイヤデウス | 11 | 6 |
2015 | アドマイヤデウス | 16 | 11 |
2014 | サトノノブレス | 11 | 8 |
2013 | ジェンティルドンナ | 1 | 2 |
2012 | トゥザグローリー | 11 | 18 |
2011 | ブエナビスタ | 1 | 4 |
2010 | 騎乗なし | ||
2009 | ホッコーパドゥシャ | 17 | 16 |
2008 | アドマイヤモナーク | 13 | 12 |
天皇賞秋では過去10年間で計9度の騎乗経験を持つ岩田騎手。そのほとんどが10番人気以下の馬への騎乗が目だっています。しかし、昨年は当時13番人気レインボーラインを3着にもってくるなど『穴でもこわい』イメージが強いです。人気馬の騎乗は2011ブエナビスタ・2013ジェンティルドンナ。ブエナビスタは4着と惜しい競馬になりましたが、そこまで凡走させているイメージはありません。
逆に、穴馬ばかり乗りつつも好走させているイメージがありますね。ここ数年では10番人気以下の馬でも人気以上の走りをさせています。やはり岩田騎手は天皇賞秋においてもこわい存在になりそうですね。
岩田騎手 過去3年間東京芝2000m成績
着回数 | 2-3-6-23/34 |
勝率 | 5.9% |
連対率 | 14.7% |
3着内率 | 32.4% |
単勝回収率 | 58.7% |
複勝回収率 | 97.9% |
岩田騎手の東京芝2000m戦での成績ですが、なかなか成績を残せていない印象ですね。勝率は10%台をきる5.9%。いい馬に乗れていないという事も言えるでしょうが。。
3着内率はトップジョっキーとしては少なめの30%台。ルメール騎手やデムーロ騎手は50%を超えてくる数字ですからその差はあるかなと。回収率に関しても100%を切る数字ですから、穴馬を好走させているわけでもありません。
ちなみに、同じ関西所属騎手である福永騎手は関西ジョッキーでナンバーワンなのですが、その差をみてみましょう。
※福永騎手の東京芝2000m戦の成績
着回数 | 9-4-4-14/31 |
勝率 | 29.0% |
連対率 | 41.9% |
3着内率 | 54.8% |
単勝回収率 | 141.0% |
複勝回収率 | 107.1% |
岩田騎手と福永騎手の差は歴然ですね。どちらかというと、岩田騎手はこのコース得意にはしていなさそうです。
ヴィブロスを天皇賞秋過去10年間のデータから分析
次にヴィブロスについてみていきましょう。
ヴィブロスだけでなく、過去のデータを分析した結果、データ消去法で消えた馬は下の記事で詳しく書いています。
人気別データから
天皇賞秋2018でヴィブロスの予想人気は10番人気くらいかと思います。10番人気以下の天皇賞秋における成績ですが、87回出走した4回しか入着していませんね。という事は、あまり荒れないレースといえる。。という事は、ヴィブロスの好走確率は低いようにも思えます。
前走レース・前走感覚・前走距離から
ヴィブロスは今年の宝塚記念を最後に、4か月の休み明け出走となります。前走宝塚記念組の成績ですが、かなりの王道ローテです。1番好走率の高いローテと言っても過言ではないでしょうね。
脚質データから
ヴィブロスは『先行・差し』にあたります。ここはポイントが高く、一番成績が良いのが先行。そして差しなので脚質はばっちりだと言えます。
所属から
ヴィブロスは関西所属の馬にあたりますが、関東馬・関西馬で大差はありませんので気にする必要はなさそうですね。
結論!ルメール騎手とレイデオロコンビは好走する?
データを整理してみますと、
- 岩田騎手は天皇賞秋で穴馬を好走させる可能性あり
- 岩田騎手は東京芝2000m戦が得意ではない
- ヴィブロスが10番人気以下なら好走しない
- ヴィブロスは王道ローテの前走宝塚記念組でプラス材料
- ヴィブロスの先行・差し脚質はかなりプラスポイント
以上のデータ結論から、私はヴィブロスと岩田騎手コンビヒモとして必ず買っておきます!